湊かなえの贖罪は、本当によく出来たストーリーで、読み終わった後に贖罪とは、どういう事なのだろうかという事を考えさせられました。
事件に巻き込まれた子達の大人になっての今を通じて、彼女たちの贖罪の今の捉え方も違うし、結末も違って、びっくりしましたが、人を殺してしまうという事については、とても怖かったです。
なによりも、女の子を殺した犯人については、びっくりしてしまい、結局は母親が蒔いた種から、このようなことが起きてしまったのだという被害者でありながら、加害者のような感じになった結末が凄く良く出来でいて、贖罪とは何なのだろうかと思わされました。
いつまでもずっと続くのだなと思いました。
個人的には、一番怖いなと思うのは、人形を愛した男と結婚した話です。
こんな奇妙な夫婦生活が成立していることがとても可笑しいし、生理が来た時の男の反応についても考えられませんでした。
この物語に出てくる男は、ほとんど奇妙な男ばかりで、ゾクゾクしました。
