2012年9月14日金曜日

ドラゴンボール2巻感想・ボール集めは2巻で完結!


DRAGON BALL 2 (ジャンプ・コミックス)
このコミックスは、私が持っているモノじゃあなくて、新装版の方です。最近、ジャンプの感想で『打ち切り』に関して書いていたのですが・・・。
まとめてみると『第2話までにストーリーの縦軸が立ち』、『全2巻くらいで終るくらいの展開の良さ』を出しながら『魅力的なキャラ』を出すことが、短期終了を回避する、もしくは、短期終了でも、完結するストーリー術なのじゃないかな?と思いました。
打ち切り考察・戦星のバルジ連載感想ジャンプ感想2012年41号2-4番外編ネタバレ注意!

 

ドラゴンボールも、見事に、この法則に入ってました。1話のページ数が、最近の作品より、ちょっと少ないので、2巻までの収録話数は多いのですが・・・。

なんと、2巻でボール集めは終了して、次の天下一武道会への修行の話に移っています。

もしも、不人気だったら、全2巻で、ボールを集めて終了だったのじゃないかな?と思いました。

鳥山明先生が、どれくらいストーリー計画を立てられていたのか?と言えば、バランス感覚だと思うのですが、よくよく考えると、第1話の段階で7つのうち、3つが揃う・・・というセンスは、すごいな、と思いました。

多分、同じようなストーリーを考えると、手元にゼロか、多くても、1個からストーリーを考える人が多いのじゃないか?と思いました。

ブルマが既に探していて、2個みつけているということで、説明を簡略化して、また、だからこそ、2巻以内に、収拾が終了するのじゃないか?と思いました。

その他には、1話1話の密度が高く、なるべくキャラの全身コマの中に入るようになっている、アクションは分かりやすさが重視されているなど、最近の、ジャンプマンガが見失いガチな、大切な要素が、入っている気がしました。

DBを読み進める中で、現在のジャンプに繋がっていく、変遷が見て取れるのじゃないか?そんな予感がしました。

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