東京ラブストーリーのラストは切な過ぎた
フジテレビの月9といえば一昔前はオシャレな男女の恋愛模様を展開させるトレンディードラマとして一大ブームを築きましたが、その中でも東京ラブストーリーは忘れられない作品でした。広告代理店の同僚だった赤名リカと長尾カンチとの恋愛ストーリーが描かれましたが、カンチの優柔不断さが災いして二人はすれ違い離れることになりました。それでもカンチの故郷である愛媛の廃校となった小学校で再会を果たすと再び寄りが戻るのではと思っていましたが、約束した電車の発車時間に合わせてホームに到着したカンチが目にしたのはバイバイ、カンチと書かれているハンカチ、カンチの気持ちがリカに傾きかけた時に今度はリカが離れることに。恋愛の難しさが描写しているようで何とも切ない場面でした。
その後、リカは海外赴任のためロサンゼルスへ、一方のカンチは高校時代に想いを寄せていた関口さとみと結婚したのですが、東京で偶然に再会を果たすことになりました。僅かな再会の時間に多くは語り合うことはなかったのですが、最後に恋人であった頃に呼んでいたカンチと呼び笑顔で別れたリカの表情が印象に残りました。お互い今だに想いがあるのに別れることになるというもどかしさ。リカの笑顔の裏側にある切ない想いが垣間見えるようでした。
ありがとう寄稿。
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