2016年9月22日木曜日

卒業式のシーンで、清麿が卒業証書を授与され…金色のガッシュベル/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ。 #漫画


金色のガッシュベルの最終回は素晴らしかった

最終回の簡単な内容紹介、あらすじ。


最終巻の最後のページを読み終え、この漫画ほど気持ちの良い終わり方をしたと感じたものはなかった。今日に至るまで、この金色のガッシュベルの最終巻超えるものを私は読んでいないとさえ思う。
そして、最終巻ゆえの、この作品の最初から分かっていた清麿とガッシュベルの別れのシーン。出会ったときからそれは決まっていただけに、二人の別れがどんな描かれ方をするのだろうと期待していた読者も多かったはず。作者の雷句誠さんは、そんな読者の思いに、素晴らしい形で答えてくれたと思うような最終巻であった。

好きだった登場人物、キャラクターに関して。


私がこの「金色のガッシュベル」という作品の中で当時もっとも魅力的に感じていたのは、この作品の主人公ガッシュベルのパートナーである高嶺清麿だった。
彼は一巻の天才ゆえ周囲を見下して世間と関わろうとしなかった自分を変え、ガッシュベルと共に戦いや様々なキャラクター達との出会いで成長していった。
最終巻の清麿からは、あの一巻の頃の彼を想像できないほどに。
最初から完璧だった訳ではなく、様々な出来事を通して成長していく彼の生身の人間のようなところが、私はとても魅力的に感じた。

最終回を読んで(見て)思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。


最終回を読んで改めて感じたのは、清麿とガッシュベルの成長ぶりだった。
卒業式のシーンで、清麿が卒業証書を授与されガッシュベルの方へと視線を向けたとき、手を振るガッシュベルに最初は笑顔を向けていた清麿が、あと少しでくるガッシュベルとの別れを思い一筋の涙を流す場面が、今でも鮮明に記憶に残っている。
その場面を読んでいるとき、私は清麿と同じく、いや、それ以上に泣いていたと思う。長い戦いの中でいつも共に戦っていたガッシュベルと清麿がついに別れなければならないということに涙せずには読んでいられなかったのだ。
そして、ガッシュベルが魔界へ帰った後、清麿に一通の手紙が届く。もちろん、ガッシュベルが清麿へ送った手紙である。
この手紙を読み終えた清麿が、最後窓の外の空を見て「また会おう、ガッシュ。」と言って、この漫画は終わる。
私は今まで様々な漫画を最終巻まで読み終えているのだが、その中で、「金色のガッシュベル」のこのシーンは、筆舌に尽くしがたい思いを強く感じた。

ありがとう寄稿。

学校でいじめに合っている子どもは、2学期が始まる夏休み明けに自殺をする子が多いのだそうですが、無理して学校に行く必要はない、という呼びかけがされていました。
感想・書評「その島のひとたちは、ひとの話をきかない:森川すいめい」ネタバレ注意・自殺希少地域を訪ねる本(レビュー)。 #読書 - みんなの芸能ブログ。

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