唖然としたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の最終回
私が今迄で一番唖然とした最終回が、アニメ『新世紀エヴェンゲリオン』の最終回です。
『新世紀エヴァンゲリオン』と言えば、1990年代に社会現象になったアニメです。
今でも新劇場版が公開されるなどして人気の高い作品ですが、毎週放送されていたテレビシリーズの最終回を観た時には驚きました。
知っている人も多いとは思いますが、最終回は主人公の自問自答のようなものが延々続きます。
最終回になるまでに、主人公達が操るエヴァンゲリオンという人型決戦兵器と使徒という謎の怪物との戦いがスリリングに展開していたのに、あまりにも動きの少ない映像でした。
そして内面世界の描写に終始して、最後の最後には主人公が登場人物達に囲まれ、「おめでとう」と拍手で祝福されて終わり。
ずっと知りたかった劇中の謎は何ひとつ解明されず、勝手に終わられてしまって唖然とした事を強烈に覚えています。
当時、中学生だった私は放送中には観れなかったので、レンタルビデオ店で1巻ずつビデオを借りて観ていました。
放送当時から斬新な描写や演出で話題になっていたアニメだったので、わくわくしながら観ていて、どんどん引きこまれていきました。
物語の終盤では、1巻を見終わった後にどうしても続きが気になって、夜のレンタルビデオ店に自転車を走らせて続きを借りに行ったこともありました。
それだけの期待の中で見た最終回だったので、あまりに唐突で突き放した最終回は本当にポカンとしました。
最終回のひとつ前の話から、既に内面世界の話にはなっていましたが、それでも何かしらのアクションや納得する場面があるだろうと思っていました。
しかしその期待を全て引っくり返され、しばらく放心状態だった記憶があります。
中学生だった私の心に深く刻まれた最終回で、今観ても「ええー!」とびっくりしながら笑ってしまうような、不思議な気持ちになります。
ありがとう寄稿。
☆今日のブログ飯(ジャンプ感想オーバーワーク)コンビニで田中角栄の本が置いてあったのでなんとなく買って家で読んでみた。田中角栄が首相だったころ私はまだ小さい子供のときで当時どのような人なのかは分からず、ただものすごい偉い日となんだなぁぐらいにしか思っていなかったが、最近、本屋さんに行くと田中角栄の本がやたら多く出ているのでとりあえず読んでみようと思ったのが買う動機になった。
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