何度見てもついまた見たくなる、そんな不思議な魅力があるのが男はつらいよシリーズです。
全48作全て見た事があるのでどんなストーリーかはわかっているのですが、所々忘れていたり何度も見たくなるシーンもあるので飽きないのだと思います。
今回のこのシリーズは途中まで結構思い出せなくてある程度進んでから、そう言えばこんな場面があったなと思い出す事ができました。
男はつらいよで大きな鍵を握っている登場人物がマドンナの存在です。松坂慶子さんは好きな女優さんですのでより楽しむ事ができました。
あと、毎回ロケ地が変わるのも楽しみの1つです。昭和の風景は懐かしく思ったり今はどんな姿になっているのかなと思いを巡らせます。
今回の四国の島にしても今ももしかしてあまり変わらない風景が広がっているのかな、この映画で出てくるロケ地はそんな感じもします。
この作品は46作目なので晩年の作品なのですがリアルタイムで見ていた時は全然気付かなかったのですが、渥美さんの声に張りがない事に気付きました。
恐らくこの時既にもう体調はあまり良くなかったのかもと思うと複雑な気持ちではありますが、ファンの為に頑張ってくれていたのだと思うと感謝の気持ちで一杯です。
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