2016年5月22日日曜日

キップ・ビート!38巻(仲村佳樹)感想ネタバレ注意!あらすじ・自分の中の敦賀さんの存在の大きさを自覚するキョーコにドキドキ…。 #COMIC

スキップ・ビート!(38) 仲村佳樹:自分の中の敦賀さんの存在の大きさを自覚するキョーコにドキドキ

この巻は前巻で実の母親に自分の存在を否定されて茫然自失になった、主人公のキョーコが敦賀さんをコーンと勘違いして全力で抱きつき、恥も外聞もなく心の底から大泣きした後、正気に返ったところから始まります。
キョーコに大泣きの訳を聞く敦賀さんにキョーコは「思いっきり泣いたからすっきりした」と答えます。
目の前にいる男性が敦賀蓮だとわかったら、自分の中の様々な負の感情が全てそれどころではなくなって、いつの間にか消えていたとキョーコが自分の心を振り替えっているシーンにキューっとしました。
それを全部敦賀さんに言ってしまえば良いのに!と敦賀さん派の私は心の底から思いました。
言ってしまったら作品があっさり完結してしまいそうなので、言わなくて正解でしたが。私は話に無理の無い範囲で、できるだけ長く続いてくれる漫画が好きなので。
周囲を驚かせる驚異の復活を遂げたキョーコは、自分のことを疎み続け、自分の存在までも否定した母親に会いに行くことを決意します。
母親に自分の出生の秘密を聞くキョーコですが、この母親も悪い人ではないんですよね。
キョーコもそれは分かっていて、母親を責めても良いはずなのにそれをしないキョーコに切なくなりました。
この巻ではまだ、母親が何故キョーコを産んだのかは語られていないので、先が気になります。
中絶出来るならしてもよかったはずだし、出来なくても産んですぐ養子に出すなり、自分の側に置かずに済む方法があったはずなのにそれをしなかった母親に、いつかは全うな母娘としての関係を築けるようになったら良いのにと願ってしまいます。母親にとっては酷なことかもしれませんが。

ありがとう寄稿。

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