白血病を患った、主人公花園春太郎が一年遅れで高校に入学。個性的な教師やクラスメートたちと、文化祭やクリスマスパーティなどで楽しい高校生活を送り、親友三国翔太と共作で漫画を作成、コミケに持ち込み、出版社の編集者からある程度認められ、学業の傍ら漫画を描き始めていき、順調に幸せな生活を送り始める。
ところが、ラストで実の姉から、病気がまだ治っていないこと近い将来死ぬ可能性が非常に高いことを知らされる。両親に確かめるが事実だった。春太郎は激しく動揺する。
しかし、ラストでは彼は秘密を抱えたまま2年に進級するが何事もなかったかのようにクラスメートに普通に接する。
好きだった登場人物、キャラクターに関して。
このキャラクターが一番大好き!というのは特になし。しいていうなら、一人で漫画ばかり描いていた武田さんという女の子。
一番最初にこの漫画を読んだとき、本当にあっという間に読み終わってしまった。シリアスなシーンももちろんあるんだけれど、全体に、楽しく読めてしまう。
機会があれば、ぜひ読んで欲しい漫画の本のひとつ。
ある意味で嵐のように過ぎ去っていく学生生活を思い起こさせるお話。
最終回を読んで(見て)思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。
よしながふみさんの本は、「西洋骨董洋菓子店」をこの本より先に読み終えていた。それで、やはりというかなんというか、このお話もハッピーエンドではない・・・。
この本の場合、主人公春太郎が唐突に神様などがあらわれて奇跡的に病気が治り「ああ、めでたしめでたし」でもないし、またその逆に、春太郎が死んでしまっってみんなが悲しむ、という終わり方でもない。後味は悪くない。そうか、こんな終わり方もありなのかという感じ。
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