フィギュアスケートグランプリファイナル・女子ショート、男子フリー【12月8日放送】
グランプリシリーズの成績上位6人(組)が出場するグランプリファイナル。フィギュアスケートのシーズン前半の最も大きな試合ということもあって、とても楽しみにしていました。
まずは女子ショート。
日本からは宮原知子と樋口新葉が出場しています。
2人ともノーミスの素晴らしい演技。
全く個性の違う選手ですが、それぞれの良さがよく出ていたように思います。
女子は何と出場選手全員のスコアが70点を超える波乱の戦い。
どの選手の演技からも目が離せず、とても見応えのあるショートでした。
男子フリーは、ショート2位発進の宇野昌磨を応援していました。
しかし、そんな中ひときわ目を引いたのはアメリカのジェイソン・ブラウン。
4回転ジャンプ全盛の男子フィギュアですが、ジャンプの難易度にとらわれない美しい演技に心を揺さぶられました。
最終滑走の宇野昌磨はジャンプのミスこそありましたが、新技の4回転サルコウに挑み攻めの姿勢を見せました。
見る人を引き込む演技で本当によく頑張ったと思います。
しかし、最後のジャンプをコンビネーションにしなかったことが響いて結果は超僅差の2位。
ショートの転倒がなければ…などたらればを挙げたらキリがないのですが、勝てる可能性が大いにあっただけに歯がゆさが残る結果になってしまったと思います。
超接戦の女子ショート、そして選手それぞれが印象に残った男子フリー。
充実の3時間でした!