「よつばと！」9巻 あずまきよひこ・著
綾瀬家で恵那とくまのぬいぐるみで遊ぶよつばですが、恵那が名付けたジュリエッタという名前を覚えられずに何度もジュラルミンと呼んでしまいます。なんべんも言ってるでしょ！と声を荒げる恵那。よつばに対してはことさらに優しかった恵那が怒るのは珍しいなと思いましたが、やはり気にしていたのか翌日謝っていたのがとても微笑ましかったです。女子は特にそうだと思いますが、小学生くらいの頃はささいなことで怒ったり傷ついたりするものですよね。そしてケンカなど無かったかのようにまたすぐ仲良く遊べるのも、子供ならではだなあと思いました。また、よつばが父とジャンボと安田とともに焼肉に行くエピソードでは、大の男３人がまるで中学生男子のような会話を繰り広げるのがとても愉快でした。くだらない話ばかりですがすごく楽しそうで、父にはこういう友達がいて本当にうらやましいです。乾杯の音頭をとるように言われたよつばが「はっけよい、のこった」と言ったのには笑いました。
あずま きよひこ 角川グループパブリッシング 2009-11-27
ありがとう寄稿。
１～４巻まで見ている私が自信を持って言えることは、よしたにさんは期待を裏切らない人だということです。
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