最終回の簡単な内容紹介、あらすじ。
漫画「キン肉マン」の最終回は王位争奪戦の最終戦、キン肉マンとキン肉マンスーパーフェニックスとの戦いが描かれています。火事場のクソ力を封印されて一時は心臓停止の状態にまで追い詰められたキン肉マンですが、仲間の超人たちが邪悪神殿に封印されていた「火事場のクソ力」を解放してくれたおかげで元気復活します。そしてフェニックスにマッスル・スパークをかけてフェニックスを倒すというストーリー展開です。
好きだった登場人物、キャラクターに関して。
好きだった登場人物は私個人としては、主要キャラよりやられキャラや雑魚キャラです。まず私が取り上げたいのがウルフマン(アニメではリキシマン)です。最初の登場の頃はかなりの活躍を期待させましたが、いつのまにかやられ役に定着してしまいます。まずスプリングマンとの戦いでのこれ以上はないというやられ方、悪魔騎士シリーズではキン肉マンを救うために自分の命を投げ出し、超人タッグトーナメントではケンダマン、スクリューキッドのコンビの攻撃であっさりやられるなどアイドル超人軍団の一員でありながら漫画が後半に進むにしたがって作者にやられ役にされてしまったかわいそうなキャラクターですが、ほかの超人たちの強さを表現するのには十分なインパクトを残すことに成功したと言えると思います。
最終回を読んで(見て)思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。
最終回を読んでの感想としては、まあこうなるわなという想像通りのものと言わざるを得ません。火事場のクソ力なしでフェニックスに勝たせるのは無理がありますし、かといって汚い手ばかりを使い、まして偽王子の疑惑をかけられているフェニックスを勝たせるわけにもいかない作者はキン肉マンとほかの超人たちとの友情でもって火事場のクソ力を解放し、そのパワーで練習中の技であるマッスル・スパークでフェニックスを倒すというストーリーに必然的になってしまうということだと思います。やはりラスボスであるフェニックスが少しでもキンニク星の大王にふさわしい実力と人格があればどちらが勝ってもおかしくないという読者がどうなるのだろうという期待を持って見られる最終回にできたのではないかと思います。
2019年1月15日火曜日
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