最終回の簡単な内容紹介、あらすじ。
一生懸命になっている人を応援するのが好きで高校の応援団に入団した勇作。その下宿の大家の姪・かすみには年上の彼氏がいたが、毎日顔を合わせているうちにお互い惹かれあっていき心が動いていく様子が少ないセリフで描写されているのが、あだち充ならでは。忘られない最終回の結末は、うろ覚えですが大体こんなセリフでした…窓のそばで話す二人。勇作「俺は一生懸命な人を応援するのが好きだ。だから今は自分を応援する」かすみ「何に一生懸命なの?勇作は?」勇作「岸本かすみ」ピカッ!(雷鳴の音)のコマ…でおしまいです。
好きだった登場人物、キャラクターに関して。
この作品の主人公かすみは嘘がない正直な女の子でとても好感がもてます。ハキハキしていて行動的で元気で、あだち充さん作品にはよく出てくるショートカットのスポーツ好きな高校生です。勇作は当時でいう「硬派」な感じであまり気持ちを表情に出さないタイプで、当時中学生だった私は口数が少なく「好き」と言わない勇作よりも、感情豊かでまっすぐなかすみの方が好きでした。
最終回を読んで(見て)思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。
お互いに惹かれあっているのに結ばれず、気持ちを言葉にしない勇作とかすみに長いことイライラさせられました。それなのに最終回、最後の最後の雷鳴で終わってしまい「えっ、これで終わり?」と感じた事を覚えています。この終わりかたは「この後どうなったのか」を読者の想像に任せますよと投げ掛けられた秀逸な演出でした。あっさりしているようで心に残り30年以上経った今でもこうして覚えています。やっぱりあだち先生はすごい。
2019年1月6日日曜日
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