モンスターズ・インクは、映像がきれいで、ストーリーもよくできています
モンスターズ・インクは、その名の通りモンスターたちが主人公です。モンスターの世界の動力エネルギーは子供たちの悲鳴で、その悲鳴を集めるモンスターズ・インク社で働くことは憧れ。中でも実際に、夜に子供たちの寝室に忍び込み子供たちを怖がらせ悲鳴を集める「怖がらせ屋」は花形職業です。その「怖がらせ屋」のNO.1である青い毛むくじゃらモンスターのサリーは、見た目は怖いけど、まじめで心優しいモンスター。その相棒は、一つ目モンスターで、ちょっと皮肉屋のマイク。ある夜、サリーが忍び込んだ部屋の女の子ブーがモンスター界に来てしまったことで大事件が起こります。「子供は危険」とされているので、子供の靴下1つが持ち込まれても、厳重に処分されるのに、子供自体が入り込んでしまい、それを隠ぺいしようとするサリーたちと、他にもあやしい動きがブーを狙っているようで、トラブルが大きくなっていきます。最後のどんでん返しも面白いです。まず、CGと言うこともあり、サリーの青い毛がとてもきれいです。マイクの大きな瞳もキレイですし、モンスター界の街並みもポップな色合いがとても美しく、モンスター界とはいえ、おどろおどろしいところはありません。
最初は、ちょっと気持ちが悪いモンスターたちも、だんだん親しみが持てるようになるから不思議です。
ストーリーも、エネルギーである子供の悲鳴をを集めるためにモンスターは怖いのかとか、子供の部屋につながるドアが何万枚も並んでいたり、怖がらない子供の部屋のドアはシュレッターをかけたり、細かい設定も面白いです。子供の靴下を、爆弾処理するときも大げさでいいです。
マイクが、意中の彼女とデートするときに、香水なのか制汗スプレーをする場面の香りが「濡れた犬の匂い」とか、そういうところも地味に笑わせてくれます。
あとは、とにかくブーがかわいいです。こんな娘や妹が欲しいと心から思います。
ピクサー作品の楽しみの一つであるエンディングの特典映像も面白いです。
ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。
浦沢直樹のMONSTERの最終回は、何度呼んでも興味深いです。双子の兄のヨハンしか知らない、本当に怖いこと。母親は双子のどちらを連れていくか、選ばされていました。
モンスター(MONSTER)最終回感想ネタバレ注意!ヨハンがしきりに「君は僕で、僕は君」とニナに言っていた意味も…(あらすじ)。 - 面白い漫画を教えてください。