4月14日(土)放送
三谷幸喜によるアガサ・クリスティー「アクロイド殺し」リメイクです。前回の「オリエント急行殺人事件」が面白かったので親子でハマってしまい、次ができるのを楽しみに待っていました。今回もドラマが日本に置き換えられていましたが、登場人物の名前の置き換えがたくみで、その点がすでにさすが三谷幸喜。一番笑ってしまったのは、ラグラン→袖丈、パーカー→袴田、でした。
全体的にコメディ要素は抑え気味でしたが、その代わりに原作にはない人情要素が付け加えられ、ラストは思わず泣けてきました。なによりも、主人公、柴医師の大泉洋さんと、その姉役の斉藤由貴さんが好演で、ホントにいい姉弟で、今でも思いだしたらちょっとうるっときてしまいます。何がどうで泣けてくるのか書きたいですが、それはネタバレになるので……。これは「シン・ゴジラ」のネタバレをしないように日本中が配慮したのと同じレベルで、ネタバレしたくありません。
犯人の最後の晩餐となったカレーの味、いったいどんな味だったのでしょうか。何度でも見れるドラマです。