4月25日23時~
4月25日テレビ東京のニュース番組「WBS」で中国アリババグループのジャック・マー会長が来日して早稲田大学で講演を行ったことが報じられました。その中では若い人たちにはジャック・マー会長が語った「最後まで諦めるな」ということばが印象的であったことが伝えられており、また、アリババの創業当時にソフトバンクが20億円を出資して現在もアリババの筆頭株主であることも伝えておりましたが、アリババのジャック・マー会長とソフトバンクの孫正義会長の特別な間柄については触れられておりませんでした。
ヤフーの創業者であるジェリー・ヤン氏が中国の「万里の長城」で出会った英語が上手な観光ガイドが実は現在のジャック・マー会長であり、その後ジャック・マー氏がアリババを立ち上げて投資家を探していた時にジェリー・ヤン氏が孫正義氏を紹介したのです。
そして、会って間もないにもかかわらずジャック・マー氏の潜在力を見抜いた孫正義氏は投資を決定してそれがきっかけで筆頭株主になったといい、今も信頼関係は続いているのです。そこにはアリババ、ヤフー、ソフトバンク3社の秘話があったのです。
せっかくソフトバンクがアリババの筆頭株主であることを伝えたのですから、このような秘話も盛り込めばもっと視聴者の興味を引くのになと思う筆者でした。