2018年8月30日木曜日

金足農にわく甲子園、その裏の問題「球数問題である。彼は甲子園大会だけで881球もの投球」 #気になるニュース2018年

甲子園大会で金足農業が旋風を巻き起こしたことは記憶に新しいと思う。エースの吉田君が華々しい活躍を見せ、今年のドラフトの目玉となるだろう。そんな彼の華々しい活躍の裏に高校野球の闇ともいえるある事柄が起きていた。それは球数問題である。彼は甲子園大会だけで881球もの投球をしている。それだけのタフさを持っているのは素晴らしいが若い選手の体には確実にダメージが残る。それを防ぐために球数制限を取り入れようとする動きもあるがそれだけではこの問題は解決しない。根本としてまず選手の数が足りないのだ。ベンチには18名まで選手が入れるがその中に投手ははいれて5名ほど。吉田君の881球を5人で割っても一人あたり180球近くも投げねばならない。アップ等含めればもっと投げる。選手たちの負担を考えるなら球数制限とともにベンチ人数の拡張もせねばならないのではなかろうか。

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